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平成29年5月14日(日)、月例登山会(稲尾岳・西口~打詰)「清流と巨木の森へ♪天然記念物の稲尾岳を縦走しよう!」が開催されました。
まさに五月晴れといえるような晴天に恵まれ、標高800mのビジターセンターで心地良い風に吹かれながら登山の準備を行いました。
「照葉樹の森のイベントには来るけど、ビジターセンターは初めて来ました。」というお客さんもおられましたが、「我々は職員は普段ここにいるので、いつでも遊びに来てくださいね。(笑)」と会話をしながら元気に歩きはじめました。
新緑や普段見かけない花の咲いている樹木など、照葉樹の森ならではの自然を観察しながら進んでいくと、西口コースの川の源付近でオオスミサンショウウオの子ども(幼生)も観察できました。
自然石展望台、枯れ木三角点、稲尾神社と順調に進み昼食を食べ、午後の急な下山コースに備えてひと休み。下山路はすぐに急な下りがあり足元注意で進んでいくと、推定樹齢220年の稲尾スギや、中の空洞に入って写真が撮れるスダジイの巨木、大隅そろばんの材料にもなっていたイスノキの巨木など、大きな樹木にパワーを貰いながら無事に下山できました。途中の急な下りの連続で足が痛くなった人もいたのですが、みんなで助け合いながらの山行となりました。
~今回観察したもの~
「ムベ(うんべ)」「シキミ」「コハウチワカエデ」「ツタウルシ」「マムシグサ」「オオチャルメラソウ」「ナルコユリ」「ツリバナ」「オオスミサンショウウオ」「ヤゴ」「ツクシタニギキョウ」「ギンリョウソウ」「キンチャクアオイ」「キリシマテンナンショウ」「ハナミョウガ」「コクラン」など |
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