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３月１３日（日）に、３月の月例登山会（北岳）『テコテンドン!?山神祀る北岳山頂を目指そう！』が開催されました。
今年は週末の雨が多く、天気の心配をしながらの開催となりましたが、山行中は時折お日様も顔を出す、まずまずの天気になりました。
北岳は、肝付町の岸良の北に位置し、毎年１月２日に岸良の方々が中心になり『テコテンドン』という山岳信仰の行事で登られている山です。
実際の『テコテンドン』では、岸良の平田神社から出発して山頂の祠まで神様を迎えに行き、神様に平田神社まで来ていただくそうです。
今回の登山会では、岸良中学校の校庭を借りて準備体操などを行い、林道を歩いて登山口まで向かい、山頂の祠で『テコテンドン』の神様に参拝した後、さらに北に山を越える縦走コースで行いました。
歩き始めてすぐの林道では、地元のミカン農家の方に「タンカン」の差し入れを頂いたり、「ヒサカキ」「レンゲ」「菜の花」「ハキサンボク」「ナガバノモミジイチゴ」「マムシグサ」などの花を観察したり、「ワラビ」「イタドリ」などの山菜を収穫する方も見られました。
登山口からは急登が続き、「コショウノキの実」「スギの花」「ムサシアブミの球根」など珍しい物を観察しながら進みましたが、体調不良でリタイア発生。リタイアの方はスタッフが付き添いをして下山する事になりました。
第一展望台と断割石の辺りで昼食休憩と景色などを見学し、山頂の祠まであと少しというところでも足が痛くなってしまった方が出たのですが、戻るよりも進む方が早い場所だった為に、参加者全員で協力し、なんとか下山出来ました。予定より遅くなってしまったのですが、皆さんに気持ちよく協力をしていただき、下山後は不思議な達成感がありました。
帰りは肝付町川上地区の物産館「やまびこ館」で温かい歓迎を受けながら買物とトイレ休憩をし、両手に買い物袋を下げて帰路につく皆さんでした。
いろいろあった登山会でしたが、皆さんのおかげで無事に終了出来ました。体調を崩した方たちも後日「皆さんにご迷惑をおかけしました。とお伝えください。」と元気になった報告がありました。本当にみなさん、ありがとうございました！お疲れ様でした！ |
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