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今回は、南大隅町の佐多岬の近くにある摺ケ丘に登りました。摺ケ丘は、標高275.9mと少し低い山ですが、急な斜面が多く、苦戦されている方が多くみられました。
本土最南端近くの山という事もあり、登山道に入ると南国らしい湿気と植物に出迎えられ、「まるでジャングル探検みたいだね。」と話しながら登っていきました。
頂上付近には、太平洋戦争時代の塹壕跡や高射砲の台座跡が残っており、参加者の皆さんは、「まだ、この様な物が残っているんだ。」と驚いていました。
下山途中には、キイレツチトリモチという黄色のツチトリモチが生えており、「黄色いツチトリモチは、初めて見た。」と皆さん感動していました。(勘違いされている方がおられましたが、黄色いからキイレツチトリモチではなく、鹿児島県喜入地区で発見されたことに因んでキイレツチトリモチです。)
順調に進んでいると、突然の大雨が降り出し、「降水確率ゼロ%だったのに!」「山の天気は変わりやすいから、いつもカッパを持っていかないとダメだね。」と話しながらバスまで歩き、バスの中や半潜水型水中展望船さたでい号の乗り場で昼食を食べました。午後に予定していた磨崖仏は雨が降ると危険であるため、残念ながら予定変更し、新しく完成したばかりの北緯31度線のモニュメントを見学した後、南大隅町根占の物産館「なんたん市場」で、おいしいソフトクリームや買い物を楽しみ、イベント終了となりました。
磨崖仏が見たかったという声も多かったので、また次の機会に挑戦したいと思います。皆さんもぜひ、参加してみてください。 |
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