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平成28年11月13日（日曜日）、久々の開催となった照葉樹の森の登山イベント、月例登山会「絶景の八山岳へ♪ヘツカリンドウを見に行こう！」が開催されました。
本年度は土日の雨が多く、台風被害の影響もあり9月の月例登山会以来のイベント開催でした。当日は朝から小春日和の良い天気で、絶好の登山日和になりました。
集合場所に集まった参加者の皆様と、「久しぶりだねえ。」「いい天気でよかった。」と笑顔でバスに揺られながら、鹿屋市吾平山陵近くの神野地区にある八山岳登山口へ向かい、準備体操をしていざ出発。歩きはじめるとツワブキの黄色い花や、ガマズミやマムシグサなど赤く色づいた実が秋の深まりを知らせてくれているようでした。
登山道の途中には、台風被害の風倒木なども残されており、気をつけて歩を進めていくと目当てのヘツカリンドウの花があちらこちらに咲いており、皆さん喜んで写真を撮ったり観察されておりました。今年はヘツカリンドウの当たり年だったらしく、花の咲いている株が多く、花びらから出る蜜を目当てにアリが集まっている花もありました。
去年倒れた巨大イヌマキを「かわいそうにね。」と眺めながら進むとヤッコソウが咲いており、スズメバチが一匹ヤッコソウの蜜を飲んでいる姿もありました。
山頂に到着後、景色を眺めながら昼食休憩と記念撮影をし下山しました。山頂からは、霞が出ていたものの遠く国見山のレーダーや開聞岳も見えるまずまずの眺めでした。
帰りは恒例の錦江町の道の駅「にしきの里」で買い物を楽しみ、イベント終了となりました。
～今回観察した植物～
コフジウツギ・ハクサンボク・マムシグサ・ツワブキ・ヘツカリンドウ・イズセンリョウ・イヌマキ・イスノキ・スダジイ・ヤッコソウ・カラタチバナ（百両）・ムラサキシキブ・キノコ類など
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